アラキドン酸が脳にもたらす効果

私たちの脳は解明されていないことも多く、非常に複雑なものであり、研究がつづけられているものです。近年注目されている不飽和脂肪酸のひとつであるアラキドン酸は、その脳の活性化に非常に有効な働きをするということがわかってきました。

アラキドン酸は、肉や魚、卵や母乳などに含まれており、私たちは、普段の食事から摂取することができます。また、リノール酸から体内でアラキドン酸を合成することもできるのです。したがって過剰なダイエットなどによる栄養不足などが、起きない限りは、不足することはないのですが、加齢とともに、このアラキドン酸を合成する力が徐々に弱まってしまい、その結果、体内でアラキドン酸不足が起こってしまう場合がでてきてしますのです。このような場合には、アラキドン酸を補う必要があるでしょう。

脳内には、無数のニューロンと呼ばれる神経細胞が存在しており、この神経細胞が脳内に入ってきた情報を伝達し、脳内で情報の処理を行います。このニューロンとニューロンの結合部をシナプスといいますが、このシナプスの部分での伝達の力が弱くなると学習能力、記憶能力が著しく低下してしまうのです。このシナプス伝達が弱くなる原因はアラキドン酸の不足によるということがわかっています。

したがってアラキドン酸不足をまねかないようにすることで、学習能力や記憶の能力が向上するのです。これは、認知症を発症した人に対しても効果があり、昨今、大変注目されているのです。

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